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朝貢貿易の前史

朝貢貿易の前史

参考文献
図説 琉球王国 高良倉吉・田名真之 [編]

朝貢貿易の前史
 中国の宋代になると大量の陶磁器が貿易品として海外諸国へ輸出されるようになった。
その陶磁貿易の波動は、みんと琉球との間で正式の朝貢貿易が始まる1372年以前から、
琉球へも確実に及んでいた。
 沖縄各地の遺跡から出土するおびただしい量の中国陶磁器がその証拠である。
そのなかでも十三世紀を中心とした中国陶磁器の種類には「斉一性 せいいつせい」がみられる。
その現象に注目した考古学者によれば、こうした斉一現象は交易の主導権が売手側にあり、
かつ流通機構が複雑でない場合に起こる傾向がつよいという
 参考文献 亀井明徳「日本貿易陶磁史の研究」
 おそらく、十三世紀の琉球のあじ按司層は、外部から来航する宋・元などの中国商人を相手に交易をおこなっていたのであろう。
つまり、
この段階では自ら大型船を造り海外へ派遣する出海型の貿易というよりも、むしろ受け身型の貿易が主流であったと考えられる。

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今帰仁グスク出土遺物
 今帰仁グスクは めいじつろく にも登場する「さんほく王」の居城。
今帰仁そん 今泊にあり 「ほくざんじょう」 ともいう。
標高100メートル近いこ生期石灰岩の上に築かれた堅固な連かく式の山城で、現在、国指定史跡。
15世紀初期に 「ちゅうざん王」 しょうはっし によって滅ぼされたのち ほくざん監守が置かれ、
1665年に最後の監守が 「しゅり」 に引き上げて以後、廃城になったといわれている。
全国的にも珍しい 「げんせいか」 の中国陶磁器などが発掘されており、
海外貿易で繁栄した往時をしのばせる。

琉球王国,首里城,朝貢貿易,古琉球

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